COLUMN
2022.09.27
【ペットと脱臭機】猫が嫌いなニオイとは?ニオイ対策もご紹介
猫には「好きなニオイ」があれば、「嫌いなニオイ」もあるようです。
本記事では猫が嫌いなニオイとは何か、そのニオイ対策についてもご紹介していきます。
猫が嫌いなニオイとはどんなもの?
猫が嫌いなニオイを下記に集めてみました。
柑橘系
猫が苦手とするニオイの代表は、柑橘系です。 蜜柑自体には害が無いのですが、このような蜜柑の皮に含まれている「リモネン」という成分は、猫が食べてしまうと体内で分解することができないので注意が必要なのです。
ミント・ハッカ系の香り
スース―としたニオイとして知られるミントやハッカ系の香り。
こういったメントール系の香り全般を嫌う猫は多いようです。
香辛料
香辛料特有の刺激臭は猫にとって有害である場合も。
食べることはもちろんですが、刺激臭が強すぎてしまうと体調を崩してしまう猫もいるため気をつけなければなりません。
コーヒー
人間にとってはリラックスできるコーヒーの香りですが、猫にとってはコーヒーに含まれるカフェイン系が害になってしまいます。
絶対に口にしないようにしましょう。
お酢
猫がお酢のようなツンと鼻につくようなニオイを苦手としているのは、「腐敗臭」が要因とされているのです。
肉食動物である猫は、「エサの鮮度を嗅ぎ分ける」というのは生死にも関わることです。
そのためお酢のニオイを嗅ぐと、危険シグナルを受けて拒絶してしまうのです。
強いフローラル系の香り
日本の柔軟剤は海外製のものと比較すると、香りがそこまで強くありません。
しかし日本製のものであっても猫にとっては異臭としてみなされてしまうことがあります。
男性の汗の匂い
猫好きの男性にとっては少しショッキングな内容ですが、男性フェロモンのニオイが苦手と感じる猫も多いようです。
猫が雄の場合、敵対本能が働くからであると考えられており、女性の汗には反応しないものもいます。
猫が嫌いなニオイはしつけに活かせる?
「叱っても言うことをきいてくれない…」「上手くしつけられない…」というお悩みを抱えている方には、猫が嫌う柑橘系の香りがついた、猫専用の「猫用しつけスプレー」を使用するというのも一つの方法です。
猫が引っ掻く所・荒らす場所に吹きかけることで、猫がその香りを嗅いで「ここは嫌な場所」として認識してくれるようになるでしょう。
猫が嫌がるニオイはできる限り除去してあげて
ニオイでしつけることができるとしても、やはりやりすぎはNGです。
猫が嫌がるニオイをしつけに使うことは必要最低限に抑えておきましょう。
しかし家で飼っている猫の場合、前項にてご紹介した「猫が嫌がるニオイ」を日常的に嗅いでいて慣れている可能性もあります。
しかし、嫌なニオイであることに変わりはないため、ストレスを溜め込んでいる状態だと考えておきましょう。
愛猫との暮らしでそういったニオイの原因がある場合、すぐ除去してあげるようにするのがおすすめです。
ニオイのストレスがかからないよう脱臭機を設置するのが◎
「家で使っている柔軟剤の香りが気に入っている」「コーヒーが好きでよく自分で淹れて飲む」「家族の男性の割合が高い」という場合には、いくら猫が嫌がるニオイに気をつけようと思っていても、徹底するのは難しいことでしょう。
そのような場合には、ニオイのストレスがかかってしまわないよう「脱臭機」を設置するのがおすすめです。
ニオイの除去に特化した電化製品であるため、さまざまなニオイの原因を元から分解し、すっきりと取り除いてくれます。
そのためお部屋にニオイがこもってしまうこともなく、愛猫にとっても快適な室内環境を整えてあげることができるのではないでしょうか?
おわりに
本記事では猫が嫌いなニオイとは何か、そのニオイ対策についてもご紹介しました。
猫が嫌いなニオイはしつけにも活かせますが、かえってストレスを抱えてしまうことがあるため、やり過ぎには注意しましょう。
どうしてもニオイが避けられないという場合には、脱臭機で嫌なニオイを取り除いてあげるようにしてください。