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COLUMN

2022.01.24 更新:2023.03.14

【ペットと空気清浄機】猫の抜け毛の原因は何?掃除方法もご紹介

猫の抜け毛の原因

ペットとして猫をお家で飼われている方も多いでしょう。
しかし室内飼いの場合、問題となるのが「抜け毛」です。
本記事ではペットと空気清浄機という内容に関して、猫の抜け毛の原因とその掃除方法についてもあわせてご紹介していきます。

【ペットの抜け毛】猫の抜け毛の原因とは?

ペットの抜け毛の原因とは

猫の抜け毛の原因について考えられるものを挙げていきます。

換毛期である

猫は春の時期になると、冬の寒い季節を温かく過ごすために生えていた毛が抜け落ちていきます。
3月頃になると少しずつ抜け毛が多くなってくるため、この時期に抜け毛が増えてしまうことはいたって普通のことであると言えるでしょう。
定期的にブラッシングを行い、余分な抜け毛を除去してあげることが大切なのです。

刺激を慢性的に受けている

猫に首輪をつけているという方も多いと思いますが、首輪を常につけたままにしておくと首のまわりの毛が摩擦によってちぎれてしまい、抜け毛が多くなってしまうことがあります。
このような場合、首輪の素材を別のものに変えてみる・首輪自体を控えるということを試してみるのも良いでしょう。

ブラッシングがしっかりとできていない

人間同様に猫も日頃から毛が抜け落ちるものなのですが、ブラッシングを怠っていると抜け落ちる毛の量は一層増えてしまいます。
換毛期でない場合でもブラッシングはこまめに行い、余分な毛を取り除いてあげるようにしましょう。

病気である可能性も

換毛期・ストレスといったもの以外で抜け毛が発生している場合、「皮膚病」にかかっている可能性があります。
猫がかかりやすい皮膚病の一つとして「猫ざそう」というものがあります。
下あごの部分に黒ニキビができ、それを猫が自身で引っ掻いて出血してしまったり、赤くただれてしまったりといったことが原因で脱毛してしまうことがあるのです。
そのほかにも「皮膚糸状菌症」によって生じる顔まわりや耳、手足などの発疹、「ノミアレルギー」によって生じる発疹などから脱毛してしまうこともあります。
ヒゼンダニというダニが寄生してしまうことで生じる「疥癬」では、フケ・発疹・かさぶたといった症状とあわせて、脱毛が生じてしまうケースもあるのです。
そのほかに考えられるものとしては、ホルモンバランスの乱れに始まり、糖尿病や腎臓病といった病気も考えられます。

猫の抜け毛におすすめの掃除方法

抜け毛の掃除方法

猫の抜け毛におすすめの掃除方法をご紹介します

掃除機をかける前に水を吹きかけておく

猫の毛を掃除機で吸い取ろうとすると、掃除機からの風や排気によって抜け毛が宙に舞ってしまうことがあります。
このような場合におすすめなのが、「掃除機をかける前に部屋全体に水をスプレーしておくこと」です。
こうすることによって水滴が抜け毛・ホコリに付着して重くなるため、舞いにくくなるのです。

床掃除はまずフロアモップで!

猫を飼っている家庭でも短時間に掃除が済ませられるアイテムであるのが、フロアモップです。
1度サッとかけるだけでも効果があるものが多いため、できる限り毎日行いたいところですね。
この際のポイントとしては、「抜け毛を舞い上がらせないよう滑らせながら掃除すること」です。
こうすることで抜け毛の塊が家具の隙間・ベッド下に溜まり込んでしまうことを防ぐことができるため、時間のかかる大掃除を行う頻度が少なくなります。

最後に掃除機をかけること

最後に猫の抜け毛をすっきりとまとめて取り除くことができるよう、掃除機がけを忘れずに行うようにしましょう。
この際、力を入れて何度もゴシゴシと掃除機を動かすのはNGです。
きちんと吸引するには掃除機をかけるスピードをゆっくりにして、軽い力で往復させるようにしましょう。
掃除機の購入を考える際には、猫のノミ・ダニなどもしっかりと吸引する「吸引力の高い掃除機」を使用することをおすすめします。

カーペットの抜け毛除去にはゴム手袋・粘着テープ

カーペットの抜け毛に関しては水をスプレーするのではなく、ゴム手袋・粘着テープなどでカーペットの表面を撫でて取り除くのがおすすめです。
カーペットは抜け毛が絡みやすいため、少し撫でるだけでも大量の抜け毛が取れることもあります。

空気洗浄機を使用すること

空気清浄機を設置することも非常に効果的です。
空気清浄機は空気中に舞う抜け毛はもちろん、目に見えないウイルス・菌などの汚れを取り除き、部屋の空気を清潔なものに保ってくれます。
抜け毛の掃除に加えて、抜け毛が部屋中に舞ってしまうことを防止してくれます。
また、部屋の床やカーペットに落ちる抜け毛の量を減らすことができるでしょう。

猫の抜け毛対策

猫の抜け毛対策

猫の抜け毛対策としておすすめの方法をいくつかご紹介します。

ブラッシングはこまめに行う

猫のブラッシングをこまめに行うことによって、自然に抜けてしまう毛を減らすことにもつながります。
換毛期の最中には、なるべく毎日行うことをおすすめします。
それ以外の期間でも、抜け毛の量を確認しながらブラッシングの頻度を調節するようにしましょう。

抜け毛対策に効果的なブラッシングの手順

お尻周辺は急所であるため、嫌がってしまう猫もいます。
まず、猫が嫌がりにくい顎・首・後頭部の部分からブラッシングを始めます。
少しずつ背中・お尻・尻尾の部分にかけて、様子を見つつ、撫でるように優しくブラシを移動させていきましょう。
猫がリラックスしていることを確認したら、そのままお腹の方へ移動させてお腹をブラッシングしていきます。

掃除道具を一箇所にまとめておく

掃除道具の収納場所がバラバラになっていると、抜け毛掃除の際にもスッと取り出すことができずに掃除が一層面倒に感じられてしまうことも。
気づいた時に都度サッと簡単掃除ができるよう、掃除道具は取り出しやすい場所にまとめておくようにしましょう。

シャンプーをしてあげる

シャンプーをしてあげる

猫は自身で「グルーミング」を行って身体を清潔に保つ習性があるため、こまめにシャンプーを行ってあげる必要はありません。
ただし抜け毛が多いという場合、換毛期にシャンプーをしてあげるようにしましょう。
シャンプーをすることで抜け毛が流れ落ちていくため、お部屋での抜け毛対策につながるのです。
シャンプーが苦手という猫の場合、タオルを濡らして水気を絞り、身体全体を拭いてあげるようにしましょう。
またシャンプーの後には、きちんと乾かしてあげることも大切です。
乾かしてあげることを怠ってしまうと、毛の中に雑菌が繁殖してしまうことがあります。
「自分でシャンプーからドライヤーまでを定期的にやってあげるのは少し大変そう…」という場合、ペット用サロンに行ってサービスを受けるというのもおすすめです。

床に物を置かない

床に物を置かないようにすることで掃除がしやすくなることに加え、動き回る猫の障害物となり、壊されてしまったり、猫がケガをしてしまったりする可能性があります。
その上、床に物が多いほど抜け毛が付着する物も増えるため、抜け毛が多く集まるようになります。
物は収納場所を決めておくようにし、「出した後には片付ける」を習慣づけることで少しずつ猫の抜け毛の量も少なくなってくるでしょう。

【番外編】抜け毛が付着しにくい素材の服を選ぶ

表面がツルツルとした服や綿で作られた服など、なるべく抜け毛が付着しにくい素材の服を選ぶことで掃除の手間が軽減することもあります。
また猫のお世話をしてあげる際には、服の上からエプロンを着用して抜け毛が付着しないように対策するのもおすすめです。

おわりに

本記事ではペットと空気清浄機という内容に関して、猫の抜け毛の原因とその掃除方法についてもあわせてご紹介しました。
猫の抜け毛の原因を突き止め、しっかりと抜け毛対策を行っていきましょう。

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QAIS サンスター

著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

日常を快適にする、空気とニオイに関するお役立ち情報を発信いたします。

QAIS SUNSTAR

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