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COLUMN

2021.06.24

【ウイルスの種類】ノロウイルスとは?どんなウイルス?

ノロウイルスとは

ウイルスにはさまざまな種類が存在します。
その中の代表的なウイルスとして、「ノロウイルス」が挙げられるのではないでしょうか?
人の体内に入り込むと、さまざまな症状を引き起こしてしまう非常に厄介なウイルスとして知られています。
今回はウイルスの種類として、ノロウイルスとはどんなウイルスなのかについてご紹介していきます。

「ノロウイルス」とは?

「ノロウイルス」とは、急性胃腸炎の症状を引き起こすウイルスの種類になります。
下は乳幼児から上は高齢者までという、ほとんどの人が感染対象者に該当します。
また長期的な免疫が保ちにくいため、何度もかかるという非常に厄介なウイルスです。
基本的には冬場にかかることが多く、11月から始まって12月・1月・2月あたりに感染者のピークを迎えます。
しかし夏場でも発生することがあるため、年間を通じて注意が必要です。
ノロウイルスは人の胃酸に抵抗できるため、その先にある腸管の中で増殖していきます。
たとえ少量のウイルスでも感染するという感染力の強さをもち、「熱・乾燥」にも強く、自然環境の元でも長期にかけて生存し続けられるという特徴をもっています。
またノロウイルスは「ノンエンベロープウイルス」に分類されます。
ノンエンベロープウイルスは、熱・アルコール消毒に対しての抵抗力が強いウイルスを指します。
代表的なノンエンベロープウイルスとしては、ノロウイルスのほかに「ポリオウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス」といったものが挙げられます。

どのような症状が出る?

ノロウイルスの症状

ノロウイルスは体内に入ると小腸で増殖をしていき、胃の運動を低下・麻痺させます。
そのため主な症状としては「下痢・腹痛・嘔吐・吐き気」といったものを引き起こします。
発熱は37~38度程度ですが、激しい吐き気や嘔吐が襲いかかってくることが大きな特徴だと言えます。
12~48時間がウイルスの潜伏期間になり、一般的には発症してから1~2日程すると症状が治まってきます。
下痢の場合は2~3回程で治まるケースが多いですが、重症化すると1日に何度も症状が襲います。
そのほかには頭痛・筋肉痛といった症状が見られる場合もありますが、後遺症は残ることはほとんどありません。

ノロウイルスはどのようにして感染する?

感染経路

ではノロウイルスはどのようにして感染してしまうのでしょうか?

経口感染

ノロウイルスに汚染した食品・食材を食べて人の体内に入り込み、感染する場合が大半です。
食中毒を引き起こしたとしても、その原因となる食品・食材を明確に突き止めることはできません。
しかし代表的なのは牡蠣などの二枚貝類、ポテトサラダ・サンドイッチなどの加熱していないもの、水・氷といったものが挙げられます。

接触感染

ノロウイルス感染者の嘔吐物・便などに触れ、口から体内へ入ってしまうことで感染してしまうケースもあります。
ノロウイルス感染者が触れた物を触ってしまい、感染してしまうこともあります。

飛沫感染

感染者の嘔吐物・便といったものを処理している際に、周りに飛び散ったノロウイルスを吸い込んで感染してしまうこともあります。

空気感染

感染者の嘔吐物・便の処理がきちんと行われていないと、乾燥した後にノロウイルスが粒子として空気中に漂い、感染してしまうことがあります。

おわりに

今回はウイルスの種類として、ノロウイルスとはどんなウイルスなのかについてご紹介しました。
ノロウイルスは私たちの体内に入り込むと、いろいろな症状を引き起こしてしまいます。
ノロウイルスが付着した食品を口にすることで感染を引き起こす「経口感染」が最も多い感染経路だと言われています。
感染してしまうと非常に厄介なウイルスであるため、感染予防を徹底することが大切です。

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