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COLUMN

2021.11.30

【ウイルスの種類】インフルエンザと風邪の違いは何?

インフルエンザと風邪

寒い季節になると流行る感染病、インフルエンザ。
一見風邪と似たような症状が表れるインフルエンザですが、別ものの病気です。
一般的な風邪とインフルエンザとでは一体何が違うのでしょうか?
今回はウイルスの種類について、また、インフルエンザの症状やと風邪との違いについてもあわせてご紹介していきます。

インフルエンザの症状について

インフルエンザのウイルスに感染したら、潜伏期間が1~3日続いた後、インフルエンザを発症することになります。
インフルエンザが発症すると、突然38度以上の高熱を出して、食欲不振・全身の倦怠感といった全身への症状が強く表れてきます。
少し遅れてから、のどの痛み・咳・鼻水など呼吸器系の症状が表れ、中には、吐き気・腰痛などの消化器系の症状を発症する場合もあります。
10日前後でこれらの症状が落ち着いてくるため、大きな治療は必要ありません。

風邪との違いは何?

風邪との違い

通常の風邪は1年を通じて見られるものですが、インフルエンザウイルスは季節性の強いウイルスです。
日本では毎年11月頃から流行し始めて、2~3日にピークを迎えます。
「のどの痛み・くしゃみ・鼻水・鼻づまり」といった症状がよく見られます。
また大半の風邪は、発症後の症状の経過が非常に緩やかで発熱もそこまでひどくありません。
一方インフルエンザは高熱に伴い、上記のような症状が「急激に発症する」という違いがあります。
脳炎・肺炎などの合併症につながることもあり、重症化してしまうケースも少なくありません。
さらに、たとえ風邪と症状が似ていたとしても、インフルエンザの場合、市販の風邪薬を服用しても治りが悪いです。
熱をなんとかして下げようとして「解熱鎮痛薬」をたくさん服用し、胃痛・胃炎を引き起こしてしまうこともあるため注意が必要です。

自分でできるインフルエンザ予防法

インフルエンザの予防法

自分でできるインフルエンザの予防法としては、風邪同様、ウイルスをまわりに寄せ付けないということです。
風邪・インフルエンザなどの冬に流行するウイルスは、「乾燥した状態」「寒い気温」を繁殖環境として好む傾向にあります。
そのため、自分でできる予防法としては、この反対となる環境を作るということです。
おすすめの予防法としては、マスクの着用を心がけることです。
マスクを着用することで、のどや鼻の粘膜を「乾燥・冷え」からある程度守ることができるため、ウイルスに感染しにくくなるのです。
「自分がインフルエンザにかかってしまった…」という方は、ほかの人へ感染を広げないようにするためにも、「マスク着用」の徹底は心がけたいものです。
そのほか、加湿器で部屋の湿度を徐々に上げていくことももおすすめです。
ただ、加湿器を用いる際にはお手入れもきちんと行うようにしましょう。
手入れを行っていないまま使用すると内部でカビが繁殖し、それを部屋中に広げてしまうことにもなりかねません。
また、植物を部屋に置いておくという方法も一つの手です。
観葉植物を置いておくだけでも、部屋の湿度をぐっと上げることができるため、植物を飼うことがお好きな方にはとくにおすすめです。

おわりに

今回はウイルスの種類について、また、インフルエンザの症状やと風邪との違いについてもあわせてご紹介しました。
風邪とインフルエンザは同じように考えられがちですが、風邪は「のどの痛み・くしゃみ・鼻水・鼻づまり」といった症状が緩やかに発症するのに対して、インフルエンザの場合、これらの症状が急激に発症するという特徴があります。
インフルエンザの感染予防としておすすめなのは、マスクの着用を心がけることです。
マスクを着用することで、ある程度「乾燥・冷え」からのどや鼻の粘膜を守ることができるため、できる限り心がけて着用していきたいものです。

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著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

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