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COLUMN

2022.01.24

ウイルス感染への対策に手洗いが有効である理由とは?

ウイルス感染対策

近年「新型コロナウイルス」の流行に伴って、これまで以上に手洗いを行う回数が増えたという方がほとんどではないでしょうか?
そんなウイルスの感染経路の一つに、「接触感染」というものがあり、「手を介して感染する」ということが考えられます。
本記事ではウイルス感染への対策に手洗いが有効である理由と、正しい手洗いを行うためのポイントについてご紹介していきます。

ウイルス感染対策に手洗いが有効な理由

手洗いが有効的な理由

ウイルス感染はくしゃみ・咳などでも感染するのですが、実は「手を介しての感染」が最も多い感染経路となっているのです。
そんな手に付着したウイルスを洗い流し、ウイルスの数を減らすために手洗いを行うことが有効であるとされています。
目に見えないウイルスは、基本的にどこで接触しているのか分かりません。
口・鼻を触ったり、食事をしたりといった場面でウイルスは手を介して体内に侵入します。
しかし、ここで手を洗っていればウイルスが体内に侵入する量を減らすことができるため、石鹸・ハンドソープなどできちんと手洗いすることが大切なのです。

正しい手洗いを行うためのポイント

正しい手洗い

正しい手洗いのポイントを押さえて、ウイルス感染を防ぎましょう。

洗い残さないよう指輪は外し、爪は短く切っておく

爪を切らずに伸びたままにしているとその分汚れが爪の間に入り込みやすくなってしまいます。
爪・手を清潔に保つためにも、普段から爪を短く切っておくことが大切です。
爪が長いままであると指先が洗いづらくなってしまいます。
また、手の皮膚を傷つけてしまうことにもつながり、皮膚が傷つくとウイルス・細菌といったものが体内に侵入しやすくなってしまうのです。
ただ、短く切り過ぎて深爪になっても雑菌が繁殖しやすくなるため、長すぎず短すぎず適度な長さに切るように意識してみてください。

石鹸・ハンドソープを使って15〜30秒ほど洗う

手洗いといってもただ、手を水で洗うというだけでは不十分だと言えます。
時間が無いと「水洗いだけでも良いか…」となってしまう方も多いとは思いますが、水洗いだけではほとんどのウイルスが落ちません。
そのため、手洗いの際には石鹸・ハンドソープを必ず使用するようにしましょう。
手洗いの時間は15~30秒ほどかけて行うのがおすすめです。

時間をじっくりとかけながら丁寧に隅々まで洗っていきましょう。
目に見えるような汚れとは違い、目に見えないウイルスはより念入りに洗わないと落とせません。
とくに手首・手の甲の部分は洗い残しが多い傾向にあるため、注意が必要です。

こまめに手洗いを行うことが大切

何より、手洗いはこまめに行うことが大切です。
とくに必ず手洗いをすべきタイミングなのが、「外出先から帰った時」です。
外出先では思うように手を洗うことができないうえ、ウイルスに触れる機会も多い傾向にあります。
外からのウイルスを室内に持ち込まないようにすることが非常に大切なのです。
手指にウイルスが付着したまま職場・家の中で過ごしてしまうと、手すり・ドアノブといった部分にもウイルスを付着させてしまうことになります。
そのため家・職場に帰ったらまずは洗面所に直行するようにし、すぐ手洗いを行うように習慣づけましょう。

おわりに

本記事ではウイルス感染への対策に手洗いが有効である理由と、正しい手洗いを行うためのポイントについてご紹介しました。
誰もが気軽に行えることでありつつ、接触感染を防ぐためには非常に有効となる「手洗い」。
当記事を参考に正しい手洗いの方法を身につけて、ウイルスから自分の身を守るようにしましょう。
正しい手洗いは新型コロナウイルスだけではなく、風邪や食中毒といったウイルス・細菌にも効果があるため、欠かさずに行うようにしてください。

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著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

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