COLUMN
2021.01.29
アルコール除菌のメリットと活用法についてご紹介
細菌やウイルス予防のため、アルコールを日常生活に取り入れているという方も多いでしょう。
一般的によく使われている方法としては、手の消毒や除菌が挙げられるかと思います。
しかしアルコールは除菌だけでなく、掃除や殺虫剤としても使うことができることをご存じでしょうか?
今回は、アルコール除菌のメリットとその活用法についてご紹介していきましょう。
アルコール除菌のメリット
アルコール除菌のメリットには以下のようなものがあります。
除菌効果が高い
メリットとして一番に挙げられるのが「除菌効果が高い」ということです。
布巾などを使ってアルコールで拭き取れば、多くの雑菌を死滅させることができるでしょう。
雑菌が繁殖しやすいとされる洗面台やトイレといった水回りの掃除を行う際には、アルコールの使用がおすすめです。
カビが発生する場所にかけることで黒カビ予防にもつながります。
また大腸菌・サルモネラ菌などの食中毒を引き起こす恐れのある細菌・ウイルスにも効果的です。
安全性が高い
お酒の主な成分と同じ成分が含まれるアルコールは、もし口に入ってしまった場合でも問題ありません。
サトウキビ・とうもろこしなどのでんぷんが、発酵アルコール製法の原材料とされています。
食品分類されることから手や指だけでなく、除菌・抗菌のために直接食べ物に吹きかけても安全なのです。
油汚れが良く落ちる
油を溶かす性質をもっているアルコールは、油汚れの多いキッチン掃除にも活躍します。
キッチンに多い「手垢汚れ」もすっきりと落とすことができるでしょう。
拭き取りの必要がない
アルコールは蒸発しやすいため、水拭き・から拭きなどを行う必要がありません。
また、その性質を活用すれば「水洗いできない場所」の掃除にも適していると言えます。
下駄箱・押し入れ・マットレスなど、水や洗剤を使用できない場所を掃除したい時には、アルコールを使うようにしましょう。
アルコール除菌の活用法
アルコール除菌の活用法としては、以下のようなものがあります。
食べ物や食器類の除菌として
食器類・包丁・まな板・お弁当箱・水筒などの細菌が繁殖しやすいものに軽く吹きかければ、楽に除菌ができます。
また果物などの食べ物にアルコールを吹きかけておくことで、除菌効果とともに傷みにくくなるでしょう。
ただし、アルコール製品の中には食べ物には使用できないものもあるため、吹きかけるまえに一度確認を行ってください。
油汚れを落とす際に
キッチンには油汚れが多くあります。
油を溶かすアルコールを使えば、換気扇・コンロの頑固な油汚れも簡単に除去することができます。
そのほか、蛇口のひねり部分やコンロのスイッチなどに付着した手垢汚れもすぐに落とすことができます。
汚れを落とすだけでなく、手軽に除菌も行うことができるためとても重宝するでしょう。
カビ防止として
冬場の寒い時期などは、窓枠のパッキンに結露が生じやすくなります。
そのパッキンをそのまま放置することで、カビが発生してしまう場合があります。
そういった事態を避けるために、パッキン部分にアルコールを吹きかけておくと除菌されるうえにカビ予防にもなります。
部屋の窓枠に限らず、浴室・洗面所などのカビが発生しやすい水回りにも活用できるでしょう。
おわりに
今回は、アルコール除菌のメリットとその活用法についてご紹介してきました。
手の除菌としてよく使われているアルコールですが、その活用法にはさまざまなものがありました。
家庭内での細菌・ウイルス対策としてはもちろん、日々の掃除にも取り入れてみてください。
除菌・抗菌ができるうえ口に入っても安全なため、特に赤ちゃんや小さいお子様が居るご家庭でも安心して使用することができるでしょう。