COLUMN
2023.06.14
【ペットと脱臭機】ペットのおしっこチェックの方法について
「おしっこの回数がグッと増えた」「頻繁におしっこを出そうとするのに出ない」「排尿時に痛がっている・血が混じっている」など、ペットのおしっこに違和感を持ったら、膀胱炎・尿石症などの病気になっている可能性があります。
普段からペットのおしっこをチェックしておくことで、病気の進行を食い止められることがあります。
本記事では、犬や猫などペットのおしっこチェックの方法をご紹介していきます。
【健康的なペット】おしっこの量は1日どれくらい?
健康的な犬や猫の1日のおしっこの量は、犬の場合は体重1kgあたり24~41ml、猫の場合は体重1㎏あたり22~30mlと言われています。
しかし、こちらはあくまでも目安です。
おしっこの量は食べるもの・飲んだ水の量・年齢・その日の体調・気温・薬の服用など、さまざまな原因で変わってくるものです。
また、おしっこをする回数としては、1日3~5回ほどが目安です。
大型犬などは少し回数が多くなることもありますが、小型・中型犬や猫の場合は5回以上となると少し回数が多いと考えられます。
おしっこをする回数が増えるのは「おしっこの量が増える」ほか、「おしっこをしたいけど出ない」「残尿感がある」といった原因が考えられるため、病院を受診することをおすすめします。
【項目別】ペットのおしっこチェック方法
ペットのおしっこチェック方法を項目別にご紹介します。
尿の色
黄色のような色が通常の尿の色です。
水のような無色・褐色・赤色・ピンクがかっているなどの尿が出ている場合、何らかの病気が潜んでいる可能性があります。
混濁度
排尿直後の尿は、大半が透明です。
白く濁っているように見える尿は、異常な成分(結晶・細菌・脂肪・細胞成分など)が含まれていることがあります。
臭い
発酵したような強い臭いやツンとした臭いなど、普段よりもおしっこの臭いが強くなった場合には注意しましょう。
尿比重
おしっこの濃さを示すのが「尿比重」です。
おしっこの量が多い時には薄いおしっこが出ている傾向にあります。
逆におしっこの量が少ない時には濃いおしっこが出ていることが多いです。
おしっこの量によって尿比重は変わってきます。
ペットにおしっこを我慢させないことが大切!
犬や猫などペットにおしっこを我慢させてしまうと、膀胱炎のリスクがグッと高まってしまいます。
たとえば犬が散歩の時だけおしっこをするという習慣がついてしまっている場合には、散歩時間が減ることによっておしっこがしっかりと出せず我慢している可能性があるのです。
こういった状態にならないよう、普段からお部屋の中でもおしっこが出せるよう、トイレトレーニングをしつけておくことをおすすめします。
おしっこの臭いが気になる場合は脱臭機を!
「室内のペットトイレの臭いが気になる…」「おしっこの臭いが部屋に籠もってなかなか消えない…」などのお悩みを抱えている場合、脱臭機を設置することを検討してみてください。
脱臭機は臭い除去に特化した製品であるため、臭い成分を元から分解し取り除いてくれます。
脱臭機は基本的にさまざまな臭い除去に対応しているため、「お部屋の中でペットを飼いたいけれど臭い問題が心配で飼えない…」という場合にもおすすめです。
おわりに
本記事では、犬や猫などペットのおしっこチェックの方法をご紹介しました。
ペットのおしっこが「なんだかいつもと違う?」と思った時には、早めに病院を受診するようにしましょう。
違和感にいち早く気づくには、健康な状態のおしっこを知っておくことが大切です。
もちろんペットによって個体差はあるため、飼っているペットのおしっこの回数や量、色、臭いなどについて把握しておくと良いかもしれません。