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COLUMN

2022.03.24

洗濯物の生乾き臭がきつい...臭いの対処法をご紹介!

洗濯物の生乾き臭

「しっかり洗濯したのになぜか洗濯物が臭う…」ということはありませんか?
このような「生乾き臭」は取ろうとしてもなかなか取ることができないもの。
本記事では、洗濯物のイヤな生乾き臭が起きる原因やその対処法についてご紹介していきます。

洗濯物の生乾き臭の原因は何?

生乾き臭の原因

洗濯物の生乾き臭の原因は、「モラクセラ菌」という雑菌です。
増殖したモラクセラ菌が出している糞などの排出物がこの嫌な臭いの原因となっているのです。

この菌は水分・皮脂を栄養源として繁殖し、洗濯物を乾燥しきれていなかったり、洗剤・汚れが残っていたりすることでどんどん増殖していきます。
雑菌は基本的に湿気がある環境を好んでいるため、梅雨時・部屋干しシーズンはとくに注意が必要です。
「乾きにくい服を洗濯機に入れっぱなしにする」「汗をかいた服をそのまま何日間か放置」ということも菌を増やすことにつながっています。
そのほかにも、洗濯槽に汚れが溜まっている場合にも雑菌が繁殖してしまいます。

【洗濯物の生乾き臭】臭いの対処法は?

生乾き臭の対策

洗濯物の生乾き臭の対処法をいくつかご紹介します。

アイロンがけをする

アイロンを使って臭いを対処する方法としては、
1. 霧吹きを使用して洗濯物を全体的に湿らせる
2. アイロンを中~高温に設定する
3. 洗濯物が乾燥するまでアイロンをかける
の3つの手順を踏みます。

アイロンがけの際にムラが生じてしまうと生乾き臭につながってしまうことがあるため、注意が必要です。
手間はかかるものの時短に済ませられる方法であるため、「手短に臭いを対処したい」という方におすすめです。

クエン酸を使って洗う

酸性物質であるクエン酸は雑菌が繁殖してしまうことを抑え、臭いを消す作用があるのです。
洗濯機で洗濯をする際、洗剤の代わりにクエン酸を入れて洗濯をします。
10リットルの水に対して、10グラムのクエン酸を目安に使いましょう。

洗濯物をお湯に浸ける

鍋で50℃以上に温めたお湯を湯船にいれ、その中に洗濯物も入れて30分程度浸け置きをします。
浸け続けているとお湯が冷めてしまうため、「煮沸消毒」を行うのがおすすめです。
ただ、煮沸消毒はタオル・ハンカチなどのコンパクトなものしかできないため注意が必要です。

コインランドリーの乾燥機を使って乾燥させる

60℃程度の家庭用の洗濯機に比べると、コインランドリーの乾燥機は80~120℃まで上昇するため、雑菌をほとんど取り除くことができるでしょう。
また洗濯物にもシワが付きにくく、洗いあがりもフワフワです。
ただ洗濯物の種類によっては縮みも生じてしまいやすいため、乾燥機が使用可能かどうかも必ず確認するようにしましょう。

電子レンジで加熱する

ハンカチ・タオルなどは、臭い対策だけでなく除菌もきちんと行っておきたいもの。
そのような場合には、電子レンジを用いるのもおすすめです。
水に濡らしたハンカチ・タオルをラップで包んで、500Wの電子レンジで1分間加熱するようにしましょう。
火傷の危険性があるので加熱直後にすぐ触るのではなく、ある程度冷ましてから洗濯を行うようにしてください。
少し危険な方法でもあるため、加熱している最中は電子レンジから目を離さないようにしましょう。

おわりに

本記事では、洗濯物のイヤな生乾き臭が起きる原因やその対処法についてご紹介しました。
洗濯物の生乾き臭をとる方法としては、アイロンがけ・煮沸消毒・コインランドリーの乾燥機を使うなどの方法があるということが分かりました。
洗濯物から臭いがするのは、それだけ多くの雑菌が繁殖している証拠です。
洗濯物に付いた雑菌をすっきりと落として、臭いの原因を無くしていくことが大切なのです。

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著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

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