COLUMN
2020.11.27
脱臭機のメリット・デメリットについてご紹介
家の中の「臭い問題」に悩まされていませんか?
たばこの臭いや生ごみ臭・犬猫などのペット・トイレ臭など、家の中には気になる臭いがさまざまです。
こういった臭いのストレスを解決してくれるのが脱臭機です。
メリットの多い脱臭機ですが、やはりデメリットもあります。
今回は脱臭機のメリット、デメリットについてご紹介していきます。
そもそも脱臭機とは?
脱臭機は、臭いを脱臭する家電のことを指します。
「臭いの元となる菌を分解し、根本の臭いを絶つ」という仕組みで消臭を行います。
臭いの種類によって分解する菌が異なるため、脱臭機の機種ごとに対応できる臭いの種類も違うということが多いです。
しかし得意な分野の臭いに関しては、非常に効果の高い消臭が可能なのです。
また、悪臭の原因としてよく挙げられるのが、たばこの臭いや生ごみ臭・犬猫などのペット・トイレ臭になります。
このように気になる臭いに特化した脱臭機の機種を選ぶようにするのが良いでしょう。
空気清浄機との違いは?
空気清浄機は空気をフィルターにかけ、綺麗にして部屋に戻すという仕組みを利用して部屋の空気を綺麗に保っています。
空気中に含まれる小さく細かな「花粉」「塵」「PM2.5」などの粒子を除去することによって、結果、臭いの根源も取り除かれているのです。
しかし、空気清浄機は脱臭機とは違い、臭いの元を分解することはできません。
脱臭機は臭いの原因に対して分子のレベルで分解します。
無臭に近づけることができるというのが脱臭機の最大のポイントでもあります。
脱臭の機能に特化しているため、臭いの根本原因を解決することが可能なのです。
そのため、脱臭機と比較するとその脱臭機能は空気清浄機の方が弱いと言えるでしょう。
代わりに、空気中に浮遊する粒子の臭い元に関しては綺麗に除去するため、多くの種類の臭いを薄めるという効果があるのです。
脱臭機のメリット
たばこの臭いや生ごみ臭・犬猫などのペットのにおい・トイレの臭いなどのポイントを抑えた箇所での臭いに対して、非常に優れた脱臭効果を発揮します。
しかしその機種によって臭いに対する脱臭効果が異なるため、気になる臭いに対応可能な機種選びを行うことがポイントとなります。
また一戸建てでなく賃貸物件にお住みの方であれば、ペット・たばこの臭いが部屋に残っていると退去時に問題が起きることもあります。
そのため、脱臭機できちんと臭いの根源を絶つことをおすすめします。
脱臭機のデメリット
機種の中でも特に脱臭専門である脱臭機である場合、空気中に浮遊するハウスダスト・花粉・PM2.5などといった粉塵類の除去を行うことはできません。
「臭いを除去する」ことが脱臭機の役割でもあるため、空気清浄機のように「空気を綺麗に清潔にする」という効果はないと考えておきましょう。
ハウスダストで引き起こされるアレルギーの予防や花粉症の緩和などの対策を行いたい場合は、空気清浄機を購入するようにすると良いです。
フィルターがあるタイプの脱臭機を利用している場合、汚れてくると脱臭効果が低下してしまいますので注意が必要です。
おわりに
今回は脱臭機のメリット・デメリットについてご紹介しました。
脱臭機のメリットはポイント箇所での臭いを消臭できることです。
デメリットとしては、ハウスダストや花粉といった粒子については除去が不可能ということを挙げました。
また空気清浄機と脱臭機の違いについても、それぞれ異なる性質を持っていることが分かります。
それぞれに無い機能を補い合う脱臭機と空気清浄機なので、どちらが部屋に必要なのかしっかり吟味したうえで部屋の空気環境を整えていくことが大切です。