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COLUMN

2021.03.19

高性能かつ安全性も備えた除菌脱臭機の選び方

除菌脱臭機について

新ウイルスが発見されるなど衛生面での意識が高まっている昨今において、注目を浴びている家電があります。
それが部屋の除菌に加え、臭いの脱臭も行ってくれる「除菌脱臭機」です。
除菌脱臭機は、目に見えないウイルス・細菌の除菌対策を行いたい方、ペットやタバコの臭いが気になるという方に人気があります。
今回は、高性能かつ安全性も備えた除菌脱臭機の選び方についてご紹介していきます。

除菌・脱臭の仕組みのタイプを選ぶ

除菌脱臭機には除菌・脱臭の仕組みのタイプにはいくつか種類があります。
除菌・脱臭に効果的な成分を放つ種類のものは、広範囲までその成分が届きやすいため、部屋全体の除菌・脱臭に効果があります。
一方で、本体の内部に空気を吸引しフィルターを通じて空気の臭いを除去する種類のものは、設置した場所付近の集中的な除菌・脱臭効果を発揮するため、臭いがピンポイントな場合におすすめです。
また除菌・脱臭に用いられている成分にもさまざまな種類・特徴があるため、臭いの原因となっているものや除菌を行いたい場所に合わせてその成分も選ぶと良いでしょう。
代表的な成分としては、「塩素系」「オゾン」「イオン」「フィルター」といったものが挙げられます。

適用床面積は適したものを

床面積に適したもの

除菌脱臭機の機種により、除菌・脱臭可能な広さはあらかじめ決まっています。
除菌脱臭機の性能を最大限に活かすために、機種の「適用床面積」と設置する場所の広さが適しているものを選びましょう。
製品に記載されている「適用床面積」の畳数が明らかに多すぎるものは、試験結果を公表しておらず怪しい製品のものがほとんどであるため注意が必要です。
設置する部屋と合った適用床面積数のものを取り入れれば、十分に部屋全体の空気を除菌・脱臭してくれるでしょう。

部屋に合わせたサイズやデザイン選びも重要

家庭で除菌脱臭機を使用する際は、本体のサイズやデザイン選びも大切になってきます。
除菌脱臭機には最も一般的な箱型のデザインもあれば、タワー型・薄型・卓上型などさまざまな種類があります。
また除菌脱臭機を設置する場所の面積も大まかに把握しておき、それに合わせたサイズ感のものを選ぶようにしましょう。

多彩な機能が搭載されているものも

除菌・脱臭機能以外にも、加湿・除湿機能や空気清浄機能などが搭載されている機種も販売されています。
そのような機能が搭載されている除菌脱臭機を設置しておけば、1台で複数台分の機能を利用することができるため、スペースも少なくて済みます。
その代わりにフィルター交換・水タンクのお手入れといった手間がいるため、空気清浄機能を使わない方や空気清浄機を別に1台持っているという方は一般的な除菌脱臭機を選ぶ方が良いでしょう。

安すぎる製品には注意

安すぎる製品は注意

除菌脱臭機の本体価格は数千円から始まり、十数万円ほどにまで幅が広がります。
本体価格が安すぎるものに関しては、壊れやすい特徴を持っていることが多いため購入を避けるようにしましょう。
また本体価格に加えて、長期的な目で見た時のランニングコストも重要です。
中には除菌成分を作る専用薬剤が必要である製品もあるため、薬剤費用がどれくらいかかるかをチェックしておくのもおすすめです。

おわりに

今回は、高性能かつ安全性も備えた除菌脱臭機の選び方についてご紹介しました。
除菌脱臭機は1台で部屋の空気を除菌・脱臭してくれる優れもの家電です。
除菌・脱臭機能の仕組みのタイプにはさまざまな種類があるので、設置する場所や臭い原因によってどのタイプを購入するか検討してみてください。
有能な製品が多いですが中には怪しい価格で販売されているものもあるため、購入の際には注意が必要です。
今回の記事を参考に、ぜひお部屋に合った除菌脱臭機の購入してください。

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著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

日常を快適にする、空気とニオイに関するお役立ち情報を発信いたします。

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