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COLUMN

2022.12.09

【ペットと脱臭機】猫は嗅覚で判別していることとは?

猫が嗅覚で判別すること

本記事をご覧の方のなかには、ペットとして猫を飼われている方も多いと思います。
猫は「嗅覚に優れている」と言われています。
本記事ではペットである猫が嗅覚で判別していることや、猫の嗅覚が優れている理由などについてご紹介していきます。

猫にとって嗅覚は重要な情報源

猫は赤ちゃんの頃から嗅覚が発達しており、たとえ目が開いていない状態であっても母猫の居場所をニオイで判別して見つけることができるのです。
視力の良くない猫にとって、嗅覚は非常に重要な感覚であると言えます。
猫の生活に関わるさまざまな情報を嗅覚により得ているのです。

猫の嗅覚が優れているのは何故?

猫の嗅覚が優れている理由

基本的に、空気中に含まれるニオイの分子は空気と一緒に鼻から吸いこまれていき、最終的には鼻の奥にある「鼻腔(びこう)」に到達します。
鼻腔の表面部分には、粘膜に覆われた「嗅上皮(きゅうじょうひ)」という層があり、その中にニオイの受容器である「嗅細胞」があります。
この「嗅細胞の数」と「嗅上皮の表面積の大きさ」が猫の嗅覚能力を決定する用途になります。
一般的に人の嗅上皮は2~4平方センチメートルあるとされていますが、猫の嗅上皮は約20平方センチメートルと非常に広範囲であることが分かります。
また嗅細胞の数も人の場合は4000万であるのに対して、猫は2億という数で人よりも遥かに嗅覚が優れていることが分かります。

また猫の脳の体積は人間と比較すると非常に小さいのにも関わらず、ニオイを感知する脳の大きさは人よりもずっと大きく、細胞数も6500万と人の1500万個も多いのです。

猫が嗅覚で判別していることは?

猫が嗅覚で判別していることは一体どのようなことなのでしょうか?

食べられる物かどうかを判断している

ニオイを嗅ぐことで食べても問題ないものかどうか・食べ物が腐っていないかを確認しています。
そのため食べ物であっても、ニオイがしない物に関してはなるべく口にしようとはしません。

風邪・病気などで嗅覚が鈍ってしまうと食べ物なのかという判断ができず、食べなくなってしまうこともあります。
この場合、栄養不足に陥ってしまうこともあるため非常に注意が必要です。
できる限り猫が食べ物であると分かるよう食べ物を少し温め、食べ物からニオイがしやすくなるよう工夫すると良いでしょう。

猫同士で挨拶・情報交換をしている

鼻と鼻を接近させニオイを嗅ぐようにして挨拶し、敵対心が無いということを示すようにします。
これを行うことで、これまで食べた物・行った場所などの情報交換を行っているのです。
慣れてくると人にも鼻を近づけ、挨拶してくれるようになるでしょう。
鼻の挨拶を終えた後は肛門のニオイを互いに嗅いで、相手の年齢・体調・生殖可能であるかなどの情報を交換・チェックします。

縄張りの確認を行っている

猫は自分の縄張りの場所には自分のニオイをつける習性があります。
嗅覚によってここは誰の縄張りであるのかを確認するのです。

猫の嗅覚を鈍らせないようお部屋のニオイ予防を!

猫の嗅覚を鈍らせないようにする

私たち人がそこまで気にならないと思っている生活臭などが、猫にとっては強烈なニオイに感じられてストレスを感じたり、猫の嗅覚が鈍ってしまったりすることがあります。
猫の嗅覚を鈍らせないよう部屋のニオイを取り除くことが大切です。
部屋のニオイ除去の方法にはさまざまなものがありますが、一番の方法は脱臭機を設置するということです。

ニオイ除去に特化している機器である脱臭機が部屋に漂うニオイの分子を分解し、取り除いてくれますよ。

おわりに

本記事ではペットである猫が嗅覚で判別していることや、猫の嗅覚が優れている理由などについてご紹介しました。
猫を室内飼いされている方は多いと思いますが、嫌な生活臭や悪臭が部屋の中に染みついてしまうと猫の嗅覚に影響してしまうことがあります。
猫の嗅覚を狂わせないためにも、脱臭機の設置を検討してみませんか?

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QAIS サンスター

著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

日常を快適にする、空気とニオイに関するお役立ち情報を発信いたします。

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