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COLUMN

2022.03.24

【ウイルス対策】空気清浄機でウイルスを除去することはできるの?

空気清浄機でウイルス対策

空気清浄機を設置することで、「部屋の空気を綺麗にすることができる」ということはご存じの方も多いかと思います。
しかし、ウイルスへの効果はあるのでしょうか?
本記事ではウイルス対策として、空気清浄機でウイルスを除去することはできるのかという内容についてご紹介していきます。

空気清浄機でウイルス除去は可能?

新型コロナウイルスの影響から人々の間で健康意識が高まり、家やオフィス、学校での過ごし方が少しずつ変わってきているという方も多いかと思います。
基本的に人との関わりを避けるようにし、「密」の状態にならないようソーシャルディスタンスを図るなど、生活様式に大きく変化があったというケースも少なくありません。
手洗い・うがいの基本的な予防策に加えて、「室内に居る場合は換気をこまめに行う」ということも、ウイルス対策の一つとして重要視されるようになりました。
これにあわせて近年では、空気循環を行い、有害物質をフィルターで取り除く空気清浄機も企業・家庭での導入が広がっています。
このような影響によって、空気清浄機の需要は通年を大きく上回る結果となっています。

空気清浄機で除去できる物質とは?

除去できる物質

空気清浄機を使うことで空気中を浮遊する有害物質を取り除くことができます。
しかし、具体的にはどのような大きさの物質を取り除くことができるのでしょうか?
1μm=0.001mmとして見ていきましょう。

カビや細菌

空気清浄機でカビや細菌を取り除くことはできます。
多細胞生物であるカビの大きさは2~10μm程度で、主に建物内の風通しの悪い場所・湿気の多い場所で繁殖し、胞子を空気中に飛ばします。
単細胞生物である細菌の大きさは1~10μm程度で、小さなホコリ・塵に付着することによって空気中に舞い上がります。

ウイルス

製品の種類にもよりますが、ウイルスを取り除くことができる空気清浄機もあります。
ウイルスは細胞というものを持っておらず、タンパク質で遺伝子が包まれており、その大きさは0.1μm前後だとされています。

カビや細菌よりも非常に小さいため、会話・くしゃみ・咳によって空気中に飛沫し、別の固体に付着することで移動しています。

ハウスダスト

ハウスダストも空気清浄機で取り除くことができます。
ダニの死骸・フンなどのハウスダストの大きさは10~40μm程度です。
ハウスダストは部屋の床に蓄積されやすいのですが、人が歩いたりドアを開け閉めしたりすることで風が生じ、舞い上がることがあります。

PM2.5

「微小粒子状物質」と言われているPM2.5は、空気中に浮遊する2.5μm以下の非常に小さな粒子を指します。
こちらのPM2.5は硝酸塩・炭素成分・硫酸塩・アルミニウム・ナトリウム・ケイ素など、さまざまなものから構成されていますが、空気清浄機はこちらのPM2.5も取り除くことができます。

空気清浄機の設置でウイルス対策を!

空気清浄機設置でウイルス対策

上記でご紹介したように空気清浄機を設置することで、部屋の中のウイルスや細菌、カビなどの有害物質を取り除くことができるということが分かりました。
「何か部屋の中でできる有効なウイルス対策は無いかな…」とお考えの方は、ぜひ空気清浄機の設置を検討してみてください。
空気清浄機を設置し、部屋の空気環境を整えていきましょう。

おわりに

本記事ではウイルス対策として、空気清浄機でウイルスを除去することはできるのかという内容についてご紹介しました。
フィルターを通じて空気を綺麗にする空気清浄機ですが、製品によってはウイルスへの除去にも効果があるということが分かりました。
「部屋の中での新型コロナウイルスへの対策に不安がある…」という方は、ぜひ空気清浄機の設置を検討してみてください。

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著者情報

空気とニオイのお役立ち情報編集部

日常を快適にする、空気とニオイに関するお役立ち情報を発信いたします。

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