COLUMN
2021.06.24
空気清浄機はどの部屋に設置しておくと効果的?
空気清浄機を設置するのにおすすめな部屋があることをご存知でしょうか?
今回は、どの部屋に空気清浄機を設置しておくと効果的なのかという内容についてご紹介していきます。
寝室
まずはホコリやハウスダストを気にすること無く心地よい眠りを確保するため、空気清浄機を寝室に設置することをおすすめします。
また寝室に設置する際には顔近くではなく、足元周辺に置くのが良いでしょう。
顔の近くにあると、空気清浄機から出てくる空気が顔に直接当たるため、「乾燥・冷え」といった症状に悩まされ、睡眠の質を下げてしまいかねません。
また静寂性という面においても、足元にある方が稼働音を気にせず眠りに入れます。
顔の近くに置くことはおすすめできませんが、蒸し暑い夏の夜は体感温度が心地良い場所に配置換えを行っても良いでしょう。
起床時や寝室に入る前は床にホコリが沈下している状態であるため、稼働スピードをアップさせてホコリをまとめて取り除くのがおすすめです。
和室の場合、布団の出し入れ時と布団を敷いた後はホコリが部屋一面に充満しています。
そのため空気清浄機を使用して一気にホコリを除去してしまうと、清潔な空気の中で安心して眠れます。
子ども部屋
菌やウイルスに対しての免疫力が大人に比べると低い子ども。
そんな子どものいる部屋にも空気清浄機の設置がおすすめです。
入口・窓周辺からは遠ざけるようにし、壁を整流板として活用しつつ壁際に設置するのが効果的と言えます。
この際、空気清浄機の周りにはなるべく家具・家電など物を置かないようにするのがポイント。
空気の吸込口や吹出口の部分が物で塞がれないよう注意が必要です。
壁と空気の吸込口部分との間は、約10cmのスペースがあるのが理想的です。
エアコンがある部屋
エアコンがある部屋にも空気清浄機を設置するのがおすすめです。
エアコンと空気清浄機を一緒に使用することによって、エアコン内に溜まったホコリを空気清浄機が除去してくれます。
しかし設置の際は、空気清浄機からの空気とエアコンからの空気がぶつかってしまわないように注意しましょう。
綺麗な空気が部屋をぐるぐると循環することをイメージしてください。
また冷房・暖房では空気循環の流れも変わってくるため、空気清浄機の設置場所もそれに合わせるようにして変えるようにしましょう。
エアコンで冷房運転させる場合
冷気というものは基本的には下に流れる性質をもっているため、エアコンの空気の吹出口フラップを上に向け、天井から部屋全体に空気が広がるようにしましょう。
こうすることによってエアコンの下部分に対流が生じにくくなります。
ここを狙うように、空気清浄機はエアコン下に設置してください。
エアコンも空気清浄機もどちらも効果的に使用することができます。
エアコンで暖房運転させる場合
一方、暖気は上に流れる性質をもっているため、エアコンの空気の吹出口フラップを下に向け、床から部屋全体に空気が広がるようにしましょう。
こうすることによってエアコンから離れた場所での対流が生じにくくなります。
空気清浄機はエアコンからある程度距離を取った場所に設置するようにしてください。
おわりに
今回は、どの部屋に空気清浄機を設置しておくと効果的なのかという内容についてご紹介しました。
空気清浄機を購入してみたのは良いものの、「どの場所に設置しようか…」と迷っている方も少なくないでしょう。
ご紹介した「寝室・子ども部屋・エアコンがある部屋」の3つはとくにホコリ・ハウスダスト・花粉が舞いやすい場所だとされています。
この3箇所を中心に空気清浄機を設置すれば、快適な空気環境の中での生活を送ることができるでしょう。