
COLUMN
2022.01.24
空気清浄機にも寿命がある!何年ぐらいが目安?
空気清浄機を長年使用し続けていると、上手く稼働しなくなったり、空気が綺麗にならなかったりといった問題が出てくることがあります。
そのような症状が表れる場合、空気清浄機の寿命が近づいていると考えられます。
本記事では空気清浄機の寿命について、何年くらいで寿命を迎えるのか、寿命が近づいている時のサインもあわせてご紹介していきます。
空気清浄機の寿命は?
空気清浄機の法定耐用年数としては、6年ほどとされています。
ただ、耐用年数はあくまでも減価償却の計算時に用いられる年数であるため、寿命とはまた別物にあたります。
仮にこの耐用年数を過ぎたとしても、ほとんどの製品は使用し続けることができます。
一般的な寿命は10年前後とされている
空気清浄機の寿命の基準は、「故障、もしくは経年劣化により使用できなくなってしまうこと」です。
そして実際の空気清浄機の寿命としては、10年前後であるとされています。
ただ、10年を過ぎたからといってすぐに使うことができなくなるというわけではありません。
空気清浄機のフィルターやモーターといったものの寿命が10年前後だと考えられているため、この10年が寿命だと考えられているのです。
10年を過ぎると少しずつ動作が鈍くなったり、上手く運転しなくなったりといった症状が少しずつ表れてくるでしょう。
運転時間・運転頻度によって寿命は変わる
しかし、やはり空気清浄機の運転時間・運転頻度によってその寿命は大きく異なってきます。
運転時間が1日5時間のみの空気清浄機と、24時間ずっと稼働させ続けている空気清浄機とでは寿命に差が出てしまうもの。
また、たとえ短時間の使用であっても、汚れた空気をたくさん吸引する環境に設置していれば劣化も進み、寿命も短くなってしまうでしょう。
そのほか、空気清浄機のお手入れの頻度によっても寿命は異なります。
ケースバイケースでありますが、空気清浄機を長く使い続けるための目安として意識してみましょう。
空気清浄機の寿命が近づいている時のサイン
空気清浄機の寿命が近づいている時に表れる特徴をいくつかご紹介します。
異音がする
空気清浄機から異音がしている場合、製品内部のパーツになんらかのトラブルが生じていることが考えられます。
そのまま使用し続けると、本来の機能が上手く稼働しなかったり、ショートしたりといったトラブルにつながりかねないため注意が必要です。
異臭がする
空気清浄機のフィルターに付着した汚れが原因となって雑菌が繁殖し、異臭がすることがあります。
フィルターを交換して解消されれば問題ありませんが、交換しても異臭が消えないという場合は寿命が近づいていると考えて良いでしょう。
吸引力が落ちた
フィルターに問題はないのにも関わらず吸引力が落ちたという場合、空気清浄機内部のファンが壊れてしまっている可能性があります。
ファンの修理はそれなりにコストがかかってしまうため、このような症状が見られる場合は寿命と考え、買い替えを検討するのが良いかもしれません。
電源を入れても上手く作動しない
電源のプラグをしっかり差し込んでいる・チャイルドロックはかけていないなど、問題となる点が無いにも関わらず、電源を入れても上手く作動しない場合、本体が寿命を迎えていると考えられます。
おわりに
本記事では空気清浄機の寿命について、何年くらいで寿命を迎えるのか、寿命が近づいている時のサインもあわせてご紹介しました。
空気清浄機を長年使用し続けていると、故障や動作不良が見られる場合があります。
当記事を参考に寿命が近づいている時のサインを確認し、10年前後を目安に買い替えを検討してみても良いかもしれませんね。