
COLUMN
2021.12.27
ハウスダスト対策ができる空気清浄機の選び方
家に住んでいるとホコリ・ハウスダストなどを避けて生活するのは難しいもの。
しかし、アレルギーの原因にもなってしまうハウスダストへの対策はしっかりと行いたいところでしょう。
本記事では、ハウスダスト対策ができる空気清浄機の選び方についてご紹介していきます。
空気清浄機の集塵方式で選ぶ
空気清浄機の集塵方法には、「ファン式」「電気式」の2種類があります。
「ファン式」の集塵
「どんな集塵方式が良いのかな?」と迷われている方には、一番定番だとされている「ファン式」の集塵方式がおすすめです。
ファン式タイプの空気清浄機は、ファンが回転して空気を取り込み、フィルターでろ過することによって、空気中に含まれるホコリやハウスダスト、塵、ダニなどの汚れを除去するという仕組みになっています。
定番の方式であるため販売されている種類も一番多く、「どれを購入すれば良いか分からない…」と思われた方にはこちらのタイプのものを選ぶと良いでしょう。
また、集塵の機能が非常に高いということも特徴の一つです。
ただしフィルターの交換が定期的に必要になるため、空気の清浄効果を下げないためにも忘れず行うようにしましょう。
「電気式」の集塵
電気の力を利用して空気中のホコリや臭いの元となる成分を除去するのが、「電気式」の集塵方式です。
前述したファン式タイプの空機清浄機に比べると、こちらは比較的静かに稼働するため、静音性に優れていると言えるでしょう。
寝室や子ども部屋、ペットを飼っている家庭の場合、音が気にならない電気式の空気清浄機がおすすめです。
ただその分こちらの製品は少し価格が上がることが多いです。
空気清浄機のフィルターで選ぶ
空気清浄機のフィルターで選ぶという方法もあります。
ハウスダストなどのアレルゲン物質を取り除く効果が高いもの、お手入れの手間が省略できるものなどが挙げられます。
HEPAフィルター
「アレルギー体質である」「喘息を持っている」という理由でハウスダストを除去したいとお考えの方は、「HEPAフィルター」の空気清浄機がおすすめです。
この「HEPAフィルター」は、大きさ0.3マイクロメートルの粒子をほぼ100%取り除くことが可能なフィルターです。
ハウスダストのほかにPM2.5などの細かな物質もきれいに除去できるため、さまざまなアレルギーに対応することができます。
交換期間が長めにとられたフィルター
交換機関が長めにとられているフィルターもおすすめです。
ただ交換目安が10年のフィルターであっても、使用状況や環境によってはその寿命も変わってきます。
そのため、できる限り3年を目安にフィルター交換を行うのが良いでしょう。
加湿機能が搭載されているものも◎
空気清浄機の製品の中には、加湿機能を搭載したものもあります。
そのような空気清浄機は空気の汚れを取り除いてきれいにしつつ、部屋の湿度を調節することができます。
とくに乾燥が厳しい冬の季節は、ホコリやハウスダストなどが空気中に広がってしまいやすいですが、湿度を調節することによって空気中にホコリやハウスダストが舞ってしまうことを抑えてくれます。
また空気清浄機と加湿器を1台ずつ設置する必要がないため、部屋のスペースが圧迫されずに済む点も魅力です。
ただ加湿機能が搭載された空気清浄機というのは、内部の構造が複雑に作られています。
そのため掃除にも手間がかかってしまう点に注意しましょう。
おわりに
本記事では、ハウスダスト対策ができる空気清浄機の選び方についてご紹介しました。
ハウスダスト対策ができる空気清浄機の選び方としては、「集塵方式で選ぶ」「フィルターの種類で選ぶ」「加湿機能が搭載有無で選ぶ」というものが挙げられました。
ハウスダスト対策として空気清浄機の購入を検討されている方がおられましたら、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。