COLUMN
2022.11.25
空気清浄機はフィルター交換をしないとどうなるの?
部屋の空気環境を清潔で快適な状態にするために、空気をきれいにすることができる空気清浄機の設置を検討されている方も多いかと思います。
しかし、空気をきれいにするはずの空気清浄機にたくさんの汚れが付着しているということもあります
本記事では空気清浄機のフィルターに付着した汚れ・臭いの原因について、そして空気清浄機はフィルター交換をしないとどうなるのかという内容もあわせてご紹介していきます。
空気清浄機のフィルターに付着した汚れ・臭いの原因は?
空気清浄機は空気中に含まれる多くの雑菌・ウイルス・カビ・ハウスダストといった有害物質を吸引してフィルターに吸着させるようにし、きれいな空気を排出させるようにする仕組みとなっています。
そのため、使用し続けていると空気清浄機のフィルターは少しずつ汚れていき、臭いも生じてしまうのです。
そしてどれだけ注意していたとしても、空気清浄機を使い続けている限り、フィルター臭い・汚れといったものは付着してしまうでしょう。
また換気を行うにあたって、カビ胞子・花粉といったものはどうしても入ってきてしまうため、汚れ・臭いの原因物質の侵入防止を行うことは難しいと言えます。
さらにこのような物質のほとんどは、空気清浄機のフィルター内部でも増殖しているのです。
カビ・細菌といったものが増えるほど汚れ・臭いも強くなってしまうため、空気清浄機のフィルターの定期的な交換を行うことが大切だと言われています。
空気清浄機のフィルターは交換しないとどうなるの?
空気清浄機のフィルターは定期的に交換しなければなりません。
もしフィルターの交換を行わず、放置しているとどうなってしまうのかをご紹介します。
前項で、空気清浄機は汚れた空気をフィルターに通すことで空気を綺麗にしていると説明いたしました。
しかし、そのフィルターに汚れがたくさん付着していれば汚れを除去することができません。
カビ・ハウスダストなどの汚れは「集塵フィルター」という部分に集められるのですが、フィルターの目が汚れによって詰まってしまっていると、汚れを取り除くことができないまま部屋に排出されるのです。
また脱臭フィルターに汚れが付着していると、臭いも気になってくることでしょう。
そのうえフィルターに汚れが溜まっていると空気清浄の効率も悪くなり、電気代が高くなってしまうというケースもあります。
空気清浄機のフィルターを交換する目安は?
空気清浄機の内部にはさまざまな種類のフィルターが搭載されており、それぞれのパーツにこまめなお手入れや交換を行わなければなりません。
一般的に空気清浄機のフィルター交換目安は、メーカーや製品によってバラバラです。
ただ「集塵フィルター」の場合は、交換時期の目安が使用開始からおおよそ10年だとされています。
ここで気をつけておきたいのが、「空気の汚れ具合やフィルターの掃除頻度によっては交換時期が早まってしまうこともある」ということです。
「空気清浄機を稼働させ続けているけれど、なぜかいつも部屋の空気がほこりっぽいような気がする…」「部屋全体の空気を綺麗にする時間が以前よりも多くかかっている」というような場合、たとえ使用期間が10年未満であってもフィルター交換を検討するようにしましょう。
おわりに
本記事では空気清浄機のフィルターに付着した汚れ・臭いの原因について、そして空気清浄機はフィルター交換をしないとどうなるのかという内容もあわせてご紹介しました。
空気清浄機のフィルターを定期的に交換することで、部屋全体の空気をいつでもきれいな状態に保ち続けることができます。
きれいな空気はもちろん、節電のためにもフィルターは定期的に交換するようにしましょう。