COLUMN
2023.03.14
空気清浄機とエアコンの併用はOK?最適な置き場所は?
部屋にエアコンを設置している場合、「空気清浄機を併用すると効果が無くなるのでは?」と心配になってしまいますよね。
本記事では空気清浄機とエアコンの併用は問題ないのか、また、併用する際の最適な置き場所についてご紹介していきます。
空気清浄機とエアコンの併用はしても良い?
「空気清浄機とエアコンの併用は問題ないの…?」「空気清浄の効果が半減したりしないのか…?」と不安に思われる方も多いのですが、結論から言うと、空気清浄機とエアコンの併用は問題ありません。
むしろ、空気清浄機と組み合わせて使用することで、より空気清浄機の効果を高められることがあります。
空気清浄機単体でもその効果を発揮できますが、エアコンのような空調機器と上手く併用させると「空気の流れ」が作られ、循環的に空気清浄を行うことができるため、空気清浄効果をより感じやすくなります。
つまり、エアコンに限らず換気扇・扇風機・サーキュレーターなどの機器は、「空気循環を作り出す道具」として最適なのです。
こういった機器を空気清浄機と併用させることで空気清浄機の清浄能力がアップし、空気清浄スピードもグッとアップします。
空気清浄機と併用されがちなものとしては「エアコン」が代表的ですが、そのほかの換気扇・扇風機・サーキュレーターといったものも空気清浄機との相性が良いと考えられているため、使用場面や状況によって合う機器を選んでみてください。
空気清浄機とエアコンを併用する際の注意点
空気清浄機とエアコンを併用すること自体は問題ありませんが、併用の際に注意したいことがあります。
それは、「空気清浄機の風とエアコンの風とが、ぶつかり合わないようにする」ということです。
エアコンから吹き出している風の流れを遮ってしまうと、冷房・暖房効果が弱まってしまい、「設定した温度になかなかならない」「稼働させているのに風が弱い気がする」と感じてしまうことも。
その結果、電気が無駄になってしまったり、「効いていないから」と一層風力を上げて電力を使ってしまったりして、エアコンの稼働効率が悪くなってしまうでしょう。
エアコンの冷房を使用する際には、エアコンのフラップ部分は「上向き」にし、エアコンの真下に空気清浄機を設置するのがおすすめです。
こうすることによって、空気清浄機から作り出される風の流れで直接身体に冷気が当たってしまうことを避けて、部屋全体の空気を循環させることができるのです。
反対にエアコンの暖房を使用する際には、エアコンからなるべく遠ざけるようにし、エアコンの反対側に空気清浄機を設置すると、部屋全体をバランスよく暖めることができますよ。
空気清浄機の置き場所はどこにする?
空気清浄機は設置場所や置き方により、空気清浄機の性能が十分に発揮できる・できないが関係してきます。
そんな空気清浄機を設置する際に知っておきたい基本的なこととしては、「空気清浄機本体の左右・上部分に遮るものがないように設置する」ということです。
空気清浄機の吸気口や吹出口が塞がれないように注意しなければなりません。
そのため、空気清浄機本体の左右・上部分に壁・カーテン・家具家電類がある場合には、そこからおおよそ30cmほど離れた場所に設置するようにしましょう。
後ろの壁からは、おおよそ1cmほど離すことで、効率的に使用できます。
おわりに
本記事では空気清浄機とエアコンの併用は問題ないのか、また、併用する際の最適な置き場所についてご紹介しました。
空気清浄機は部屋の空気を循環させて、部屋全体の空気を綺麗な状態にしていきます。
エアコンを稼働させることで、空気を効率的に循環することができるため、空気清浄の効果を一層高めることができるのです。