
COLUMN
2023.01.23
空気清浄機が故障した?故障の原因と対処法について
「空気清浄機が突然稼働しなくなった…」ということになると当然焦ってしまいますよね。
空気清浄機の故障が疑われる時には、「何が原因で稼働しなくなったのか」を探ることが大切です。
本記事では空気清浄機が故障するさまざまな原因と、それぞれの対処法についてご紹介していきます。
原因1:各パーツの取り付け不良
空気清浄機はフィルター・給水タンクなどの細かいパーツから作られており、それらを分解することでお手入れができますが、お手入れ後は元の位置に正しく組みなおす必要があります。
この際にやりかねないのが、取り付けを誤ってしまうことです。
元の位置に取り付けたと思いこんでいても位置がずれていたり、パーツ同士が干渉していたりといったことになると、空気清浄機から普段は聞こえないような異音がすることがあります。
対処法は?
この場合の対処法としては、まず外側のカバーを取り外して、パーツが適切な場所にきちんと取り付けられているかを確認するようにしましょう。
取り付け不良によるパーツ同士の構造のゆがみが起きていると考えられるので、この原因が解消されることで音がしなくなることがあります。
原因2:センサーの不具合
空気清浄機のセンサー部分に何らかの不具合が生じてしまい、センサーがきちんと信号を拾うことができず機能しないために壊れるという場合です。
メーカーによって使用しているセンサーが異なるため一概には言えないところもあるのですが、物理的に信号が遮断されてしまっている・センサー受信部分が水によって濡れてしまっているといった場合には、機能に支障をきたしてしまうことがあるのです。
対処法は?
この場合の対処法としては、まずセンサー部分をじっくりと観察することから始めましょう。
普段は付着していない汚れ・水滴などが見つかれば、それらをすべて綺麗に拭き取るようにします。
近年では高機能な空気清浄機も増えてきていますが、こういった高機能なものになるほどセンサー部分が精密化していることが多いです。
そのため、すべてのセンサー部分を丁寧に確認していくようにしましょう。
原因3:フィルターの目詰まりによるファンへの高負荷
空気清浄機のフィルターが目詰まりを起こすことによって故障につながることもあります。
空気を吸引して送り出す役割を果たしているのが、空気清浄機の中心部分である「ファン」ですが、この前後に取り付けられているフィルターが目詰まりを起こしてしまうと、空気を十分に吸引できない・十分に送り出せないという状態になってしまうのです。
しかし機械的・電気的な故障が無い限りは、たとえ空気の出し入れがスムーズにいかずともファンは稼働し続けます。
そうすると、ファンを稼働させるモーターに大きな負荷がかかってしまい故障につながるというわけです。
対処法は?
この場合の対処法としては、フィルターを正しく掃除し、こまめに目詰まりを解消させてあげるようにします。
原因4:経年劣化によってファン自体が壊れる
これまでご紹介した原因がどれも当てはまらないという場合は、経年劣化によってファン自体が壊れていて、空気清浄機も機能しないという可能性があります。
対処法は
この場合の対処法としては、自力で対処することが難しくなるので、修理・交換を専門の業者やメーカーに依頼するようにしましょう。
おわりに
本記事では空気清浄機が故障するさまざまな原因と、それぞれの対処法についてご紹介しました。
空気清浄機はメーカーによって仕様が異なるため、自分では対処できないこともあります。
「自分では対処できそうにない…」という場合は、空気清浄機に詳しいメーカーや専門業者に問い合わせてみることをおすすめします。