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FOCUS

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FOCUS 06

これからの歯科治療は
きれいな空気環境で行うのが理想

今回ご紹介するのは、埼玉県入間市の閑静な住宅街にある「青島デンタルオフィス」です。
審美からインプラントまで最新の治療が受けられ、地域に親しまれているだけでなく、
評判を聞いて遠方から来院される患者さんも少なくないため、新規の予約は1ヵ月待ち。
ダイレクトボンディング治療の第一人者である青島先生のもとには国内外からの講演や
セミナーのオファーが絶えず、講師としても活躍されています。

青島デンタルオフィス 青島徹児 院長

Interview 青島デンタルオフィス 様

青島デンタルオフィス青島徹児 院長

1969年埼玉県入間市に生まれ、幼少期から高校時代までを地元で過ごす。1989年日本大学歯学部入学。1995年歯科医師免許取得。卒業後は同大学補綴科へ入局し、審美歯科を中心に研究・教育に従事。2002年11月「青島デンタルオフィス」開設。

「都心の診療を郊外で」を
コンセプトに最新・最適な治療を

新規の予約は常に1ヵ月待ちで、遠くから通われる患者さんも多いと伺いました

当院は完全予約制で、一人の患者さんに1時間から1時間半ほど診療時間を設けておりますので、1日に診られる患者さんの数は限られます。インターネットで調べて遠方から来られる患者さんもおり、昨年は通訳を雇ってアメリカから来られた患者さんもいました。私はダイレクトボンディングという特殊な治療を多くの歯科医師に教えていますが、技術と経験が必要になるので、自分ではできないからと他院の先生から紹介していただくケースも増えています。

青島デンタルオフィス

すべての診療室が個室というのも珍しいですね

リニューアルの話を進めていたとき、一つだけ個室を造ることを勧められたんです。その理由が「この辺の地域はみんなそうなので…」と言われたんですよね。しかし患者さんのプライバシーを守ることやコミュニケーションを重視することは大切だと考えましたし、もちろん感染対策という点でも全て個室にすることに意義はあります。また、入間という場所でも都心と同じような診療を受けていただける環境を用意したいと考えて、すべて個室にしました。スペースも十分に取っているため、ベビーカーも一緒に入れますし、患者さんには好評です。郊外のクリニックにおいて、すべて個室にしたことは差別化につながっていると思います。

新型コロナウイルスの流行が
環境づくりのきっかけに

どのようなきっかけで「QAIS -air- 01」をお知りになったのでしょうか?

新型コロナウイルスの流行が本格化した4~5月ごろ、歯科関連製品を扱う業者さんから勧められて次亜塩素酸水の噴霧をしていたのですが、人体への影響に関する報道を聞いてやめました。そこで、院内の空気清浄について安全に使える機器がないか探していたところ、「QAIS -air- 01」の導入例の記事をネットで見かけ、最新の機能でデザインも気に入り、問い合わせをしたのが最初です。

新型コロナウイルスの流行による影響はいかがでしたか?

歯科医師や歯科衛生士は感染率の高い職業であるという情報がアメリカから発信され、それが日本でも報道されたとき、「治療に行ったら感染するのではないか」と心配されて予約をキャンセルされた患者さんが何名かいました。実際には私たち治療する側から患者さんにうつすという意味の「感染率」ではないのですが、より安心して来院してもらえる環境づくりが必要だと感じました。

歯科器具

ウイルスなどの感染対策としてどのようなことを行っていますか?

手指消毒や換気はもちろん、一人の治療が終わるごとに診察室は完全消毒しています。治療中はフェイスシールドとN95マスクを着用しており、患者さんの目の前でしゃべるわけではありませんから、感染するリスクはかなり低いと思いますが、治療中に飛沫を除去できるよう口腔外バキュームも導入しました。

「QAIS -air- 01」を導入され、どのように感じられましたか?

「QAIS -air- 01」にはフィルターがないので、どんな仕組みなのか気になりました。そしてウイルスなどを分解する光触媒ユニットのシステムを説明していただいて、とても優れたものだと感心しました。口腔外バキュームを導入しても、そこから排気される空気が完全にきれいなのかという不安もあり、光触媒反応で水と二酸化炭素などに分解することで空気を清浄する「QAIS -air- 01」であれば排気された空気も除菌され安心できると思ったのです。
私は建築やデザインにも興味がありますが、一見、従来の除菌脱臭機には見えない「QAIS -air- 01」のデザイン性にも惹かれました。新しいものや個性的なものを見つけたり、みんなと同じではないものが好きだったり…まだ広く普及していない最新なものをいち早く試してみたいというところもあって、「QAIS -air- 01」を見たとき、院内のインテリアや雰囲気にフィットする洗練された見た目と直感でピンときて、ぜひ使ってみたいと思いましたね。

青島徹児 院長

QAIS -air- 01

ドアを開けるときれいな空気のにおいが

実際に使ってみて、いかがでしたか?

最初はデモ機をお借りして、受付と診察室に置かせていただきました。「QAIS -air- 01」を使い始めてから、まず朝クリニックに来てドアを開けたときの空気が、以前とは違うと感じました。森の中の香りとは言いませんが、自然できれいな空気のにおいがするんです。歯科には根の治療に使う薬や、仮歯や入れ歯を削った時の樹脂の化学的な臭いなどがあり、患者さんから「独特の臭いがしますね」と言われたこともあります。そういった臭いが「QAIS -air- 01」を使うと短時間で消え、残らなくなりました。
受付のスタッフはよく咳やくしゃみをしていましたが、それも少なくなったようです。

想定していたこと以外に感じられたメリットなどがあれば教えてください

フィルター交換などの手入れが不要という点は大きいです。もう一つ、音が静かなのも魅力です。治療中も音が気になることがなく、集中できるのはいいですね。
あと、デザインのほかに、色が気に入りました。受付にパールホワイトを置くと明るい印象になり、診察室は紺色をベースにした内装なのでディープブルーがピッタリ馴染んでいます。見た目がきれいだと、その周りもきれいにしておきたいという意識が出てきて、室内を整頓するようにもなりました。「QAIS -air- 01」は高性能なのに簡単に設置できるのもいいですね。今は置き型にしていますが、いずれは壁に取り付けてもいいかなと思っています。コロナ対策の一環として助成金の対象にもなり、購入してよかったと思います。

SNSを通して
世界からも注目されていると感じた

「QAIS -air- 01」をほかの歯科医の先生方にも勧めたいですか?

はい。歯科治療ではどうしても飛沫が出るため、空気中にウイルスなどが浮遊している可能性がありますが、「QAIS -air- 01」を置くことで感染対策としても効果があるうえに、見た目が従来の除菌脱臭機と思わせないスタイリッシュなデザインであることが他との差別化に繋がると思います。空気環境については、これまであまり問題とされてこなかった分、今回のコロナ禍で感染対策を考え始めた先生も多いようです。
私はSNSによる情報発信も行っていますが、インスタグラムに載せたところ、私の記事を見たドイツやブラジルの歯科医の先生から「どうしたら手に入るのか」と聞かれまして、その後サンスターさんの方へ問い合わせをされたようですね。洗練されたフォルムでありながら最新の機能を併せ持つ「QAIS -air- 01」は世界から注目されているのを感じます。今後は北米やヨーロッパ等、世界で展開される予定のようですね。

青島徹児 院長

歯科医療の最前線で頑張っていくために

海外の先生からも信頼されているとは、さすがですね。現在、多くの歯科医院があるなか、選ばれるにはどうすればよいでしょう?

大切なのは個性と専門性でしょうか。当院では、ほかで受けられない治療があるのが大きいです。今はほとんどの歯科医院で同様の治療が受けられるため、担当する医師の印象が大事です。
患者さんが医師を選ぶ時代なので、少しでも嫌な思いをしたらもう行かないという患者さんが多いのです。患者さんに対して、自分の家族のように思って治療を行えば誠意が伝わるのではないかと考え、実践するようにしています。また、個性という点では、空気清浄をはじめとした院内環境の整備に注力している証拠として清潔感がありデザイン性に優れた「QAIS -air- 01」を導入しているのもその一つと言えるかもしれませんね。

個性と専門性!まさに「QAIS -air- 01」のようですね! 青島先生、本日はお忙しいところ、ありがとうございました。