COLUMN
2021.06.24
お部屋全体の臭いが気になる時はどんな脱臭機を選べば良い?
自分の家で生活していると「なんだか部屋が全体的に臭う…?」と感じることはないでしょうか?
部屋の臭いというものは自分では案外気づきにくいものなのですが、少し違和感がある場合は部屋の臭いが強くなっているのかもしれません。
そのような場合には、脱臭機の使用をおすすめします。
今回はお部屋全体の臭いが気になる時はどんな脱臭機を選べば良いのかという内容について、正しい選び方をご紹介していきます。
部屋全体の臭いには「放出タイプ」の脱臭機が◎
部屋全体にさまざまな臭いが染み込んでいる場合、脱臭方式が「放出タイプ」の脱臭機を選ぶのがおすすめです。
放出タイプであれば「オゾン・イオン・フィトンチッド」といった臭いを消すことのできる粒子を空間に放出し、部屋全体を脱臭する効果があるのです。
リビングのような広い空間でも、効率良く脱臭することができるでしょう。
また放出タイプの脱臭機を使用する際には、「臭いを消してくれる粒子と臭いの原因となっている分子をどれだけ多く接触させられるか」が上手く脱臭させるポイントになってきます。
この粒子と分子を接触させるため、扇風機・サーキュレーターを使用して部屋の空気を循環させるようにすると効果があがります。
脱臭機に用いられる脱臭素材で選ぶ
脱臭機に用いられる脱臭素材で選ぶという方法もあります。
「塩素」は部屋全体を素早く消臭可能
代表的な「次亜塩素酸」といった塩素系の素材は、さまざまな臭いの脱臭に効果があります。
また消臭に限らずウイルス・菌に対する除菌効果も高いため、部屋全体を綺麗にすることができます。
小さい子どもや赤ちゃん、お年寄りと一緒に住んでいるという家庭にはとくにおすすめの素材です。
「オゾン」はフィルター交換の必要無し
オゾンは食品・タバコ・トイレ臭などに効果を発揮してくれます。
脱臭に用いられる原料が酸素になるため、フィルターの交換は必要ありません。
ただ基準値を超えると人体への影響があまり良くないと言われているため、基準値を必ず守って使用するようにしましょう。
「活性炭」は幅広い臭いに対応可
「冷蔵庫・靴箱・タバコ臭」といったさまざまな種類の臭いを活性炭が吸着します。
手軽かつコストを抑えられるというメリットがあるのですが、炭の表面積・臭いの濃さに
よって脱臭効果は大きく変わってきます。
適応畳数が広いものを選ぶ
脱臭機は製品によって使用範囲が違います。
範囲以上のものを使用すると十分に脱臭効果を得ることができません。
そのため使用する部屋の面積に合わせて選ぶようにするのがおすすめなのですが、使用する部屋の面積よりも少し広いものを選ぶようにすると良いでしょう。
またこの時に脱臭機の大きさもチェックしておくようにしてください。
基本的には本体のサイズが大きいものはそれだけ適応畳数も広くなります。
リビングなどの比較的広い部屋に使用する時のものと、トイレという狭めの空間に使用する時のものとでは本体サイズも異なってきます。
電源方式も見ておくと安心
脱臭機には据置型と持ち運び型があります。
広い部屋でほとんど1日中使用し続ける場合は、電池を気にすることなく使用可能なコード式のタイプがおすすめです。
コンセントが無い場所での使用は、持ち運び可能な乾電池式の脱臭機が良いでしょう。
おわりに
今回はお部屋全体の臭いが気になる時はどんな脱臭機を選べば良いのかという内容について、正しい選び方をご紹介しました。
「放出タイプ」の脱臭機を選ぶことで1ヶ所だけの脱臭では無く、部屋全体の脱臭を行うことができます。
「部屋が全体的に臭うような感じがする…」という場合は、ご紹介したポイントを押さえながらその部屋に適した脱臭機を導入するようにしましょう。